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挫折

ラフマニノフは、1895年に交響曲第1番が出来上がった。
2年後の1897年にはアレクサンドル・グラズノフの指揮によりペテルブルクで初めて上演されたが、これは記録的な大失敗に終了した。

取り分けツェーザリ・キュイが「エジプトの七つの苦悩」に例えて手加減なくこき下ろしたのはよく知られている。この曲は、ラフマニノフが生きている間は2度と演奏されることはなかった。

失敗の原因として、グラズノフの指揮がいい加減でオーケストラをまとめ切れていなかったという見込みらしい。

サーチン家の人々はこの時グラズノフは酒に酔っていたと証言している。
作曲家の身内による証言であることを割り引いて考える必要はあるが、グラズノフの普段の行いからすればあながちあり得ないことではないとも言われる。

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