『岩』
幻想曲「岩」は、ラフマニノフの管弦楽曲です。
1893年夏に作曲され、1894年にモスクワで、ワシーリー・サフォーノフの指揮により初演されました。

管弦楽曲としてはラフマニノフの最初期の作品の一つであり、一般には交響詩として扱われています。
ラフマニノフは1893年の夏、友人のミハイル・スローノフの紹介でハルキウ近くのレベディンを訪れ、そこで2台のピアノのための組曲第1番などとともに、この「岩」を作曲しました。
その後、ラフマニノフが恩師のセルゲイ・タネーエフの自宅で敬愛するチャイコフスキーに会った際にこの作品を紹介すると、チャイコフスキーはこれを気に入り、初演を指揮することを請け負ったそうです。
しかしその後チャイコフスキーが急逝したために、この約束は実現することはありませんでした・・。