植物群落・群集 2
群落ということばは、「庭の雑草群落」、「富士山の植物群落」・・・などという具合に、植生に次いで一般的に植物集団を対象に使える概念です。
次に群集について。
これは、ある群落に特別に結びついている種群を標徴種として広域的・客観的に定義づけられたものです。
すなわち、ある群落に専在的に出現する標徴種群があるかないかの全出現種群の総合的比較によって、質的に規定されます。
たとえば、路上のクサイーオオバコ群集や照葉樹林のイノデータブノキ群集、シラカシ群集など。
このように、群落は、種の組合せを基礎にしたときに群集レベルでまとめられているのです。
ほぼ同じような種の組合せが出現する最低の種集団が、植物社会学的に見た基本単位の群集です。
基本単位・・・
すなわち、ある群落に特徴的に結びつき、他の群落にはほとんど出現しない適合度の高い標徴種群を、群落組成表で比較した結果、帰納的に抽出し、まとめられたものが群集です。